• 13 Sep 2008 /  プロデュース

    さて、今回は、仮歌(かりうた)のお話。
    仮歌って、何?
    そう思った人も多いと思います。
    これはスタジオ用語で、レコーディングの際、
    いつもアーティストがスタジオに立ち会える
    わけではないので、アーティストの代わりに歌を
    歌ってもらう人の仕事を指します。

    最初はアーティストがいない場合、
    アーティスト抜きでレコーディングしていたのです。
    しかし大抵の場合、レコーディングに来た
    ミュージシャンたちもその歌を聴くのが
    はじめてなわけなので、
    一体自分たちがどんな伴奏をしたらいいのかわからない。

    それに決めなくてはならないテンポの問題など、
    歌があったほうがわかりやすいので、
    仮歌という職業ができたというわけです。

    大抵はコーラス担当のスタジオミュージシャンが
    仮歌を歌ってくれます。

    ところがこの仮歌を聴いて
    アイドル歌手などは歌を覚えるので、
    仮歌の良し悪しで作品のクオリティが決まってしまう
    現実が出てきました。

    それで、制作側も仮歌の人を厳選するようになり、
    魅力的な歌を歌うボーカリストが
    仮歌を歌うようになったのです。

    ですから、仮歌はレコーディングのセッションで
    もっとも重要な役割になりました。

    一時、デビュー前の久保田利伸さんに
    仮歌をお願いしたり、AMAZONズの吉川智子さんに
    お願いしたり、都志見隆志さんにお願いしたり、
    仮歌の人選では、相当時間と手間をかけました。

    各アーティスト、各アーティスト、
    仮歌では相当手間をかけていると思われます。

    特にジャニーズのアーティストは
    慎重な人選があるはずです。

    例えばSUMAPが歌ってヒットした
    「世界でひとつだけの花」の歌い方、
    曲を提供した槙原さんに似ていると思いませんか?

    あの曲の仮歌はきっと槙原さんが
    歌っていると思いますが、これは制作の鎌田さんに
    確認していないので、
    本当のところはわかりません。

    翼くんのレコーディングの仮歌はもちろん、私が行いました。
    仕上がりがたのしみですね。

    さて次回は、リズムセクションのレコーディングに
    ついてお話します。

    Posted by hajima @ 11:15 AM

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