• 08 Dec 2008 /  プロデュース



    先日、ポニーキャニオンの仕事で、
    最終段階のマスタリングの立会を頼まれ、
    行ってきました。

    昔、新米ディレクター時代は、
    マスタリングとはレコードの最終段階なので、
    とても重要な仕事だから、絶対に立ち会うようにと言われ、
    いつも立ち会っていたのですが、
    いったいそこでなにをしていたのか、
    全然わからずに立ち会っていたことを思い出しました。

    今は、サンレコなどがマスタリングのことについて
    細かく書いているので、多くのDTMファンの方々なら、
    マスタリングが何かご存じだと思います。

    ただ、自分のDTMの中だけの話に限っているわけで、
    実際、プロの現場がどうなっているのか、
    ちょうどよい機会だったので、
    書いてみることにしました。

    この日、集合したのは2時で、
    2時から僕たちが制作した作品をエンジニアの川崎さんと
    試聴したあと、どこが足りないか話合うという
    時間が持たれました。
    もちろんミックスした作品はきちんとできたものだったので、
    ミックスの現場では絶対に誇れる作品に仕上がっていると
    思っていたのですが、また、マスタリングという現場に
    それをもっていってみると、ちょっとボーカルが大きすぎたよなとか、
    CDに音を突っ込むなら、もうすこし派手な音のほうがいいよなとか
    欲ばるもので、そんな話を川崎さんにぶつけてみました。

    マスタリングとはCDという媒体の特性にあわせた音量を稼ぎ、
    最終的にミックスしたエンジニアさんとは違った耳で作品を見直す
    という機会であるとわたしは思っています。

    川崎さんはわたしの要望を聞き入れて、
    すこし大きめだったボーカルをカットし、
    ドラムやベースの下の帯域をブーストして、
    より以上素晴らしい作品に仕上げてくれました。
    その間、約2時間ですね。
    音を聞いて、補正してコピーする。
    全部で4曲ありましたが、それに2時間でした。
    早いですね。

    ここで耳寄りな情報。
    マスタリングに使っているソフトは何かという質問に、
    サディだと答えてくれました。
    使っているコンプはアバロンとニーブ。
    もう一台わからないコンプがありましたが、
    ほとんどアバロンのコンプとTCエレクトリックのEQで
    制作しているとか。

    仕上がった音は、本当に素晴らしかったです。

    Posted by hajima @ 12:22 AM

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