私のところの生徒のひとりから
こんな質問を受けました。
私の場合、レコード会社のディレクターになるのに、
就職試験を受けました。
今からずいぶん前のことになってしまいますが、
それでもレコード会社は人気で、
確か3000人受けて2人の採用だったと記憶しています。
現在も状況は一緒で、
レコード会社や大手プロダクション、
テレビ局など制作部門は狭き門だと言えるでしょう。
「どうしてもディレクターになりたいんですけれど」
生徒さんにそう問われ、
私の周辺で音楽制作をしている人がどんなルートで
制作マンになったのかと思案しました。
大抵の場合、レコード会社に入社するというルートは、
多かれ少なかれ狭き門です。
募集人数に対して膨大な数の希望者が殺到するので、
選ばれるのは運次第だという印象があります。
レコード会社に途中入社する人たちもいます。
今思い返してみても、
私と同じ時期に制作マンとして仕事をし、今も活躍されている
長岡和弘さんなどが良い例なのですが、
彼は甲斐バンドのベースを担当していたミュージシャンでした。
すでにプロとして活躍していた人が
横滑りして制作に入るということは結構あることで、
これはミュージシャンとしての実績を要求されます。
そう考えるとレコード会社には
元何々バンドの誰それとかが多いことか。
それこそ石を投げれば元何々バンドの誰それに当たる
といってもいいほど、
実績のあるミュージシャンが
制作マンとして仕事をしています。
考えてみれば制作の仕事は交通整理が主で、
プロダクションの意向、
アーティストの意向、
もちろん自分が所属しているレコード会社の意向を組んで
動かなければならず、
その上、制作費と時間管理と、
アーティスト管理などの能力が望まれるわけで、
新卒で何もかも初めての経験のディレクターが活躍するには、
針の穴ほどの偶然が重ならないかぎり、
なかなか仕事にありつけないというのが現状でしょう。
ちょっとディレクターという仕事に就くということで、
数回書いてみようと思います。
ご期待ください。
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28 Mar 2009 / プロデュース
Posted by hajima @ 11:28 AM
