• 27 Apr 2009 /  プロデュース

    ではA&Rの仕事を説明しましょう。

    A&Rはサラリーマンです。
    どこどこレコードやどこどこエンターテイメント
    という音楽系の会社に所属しています。
    毎日出社し、タイムカードを押して、
    上役の意向に対して基本的には絶対です。
    明日は営業として仙台へいってほしいと言われれば、
    仙台に行く必要があります。
    そこが音楽プロデューサーと
    決定的に違うところでしょう。

    レコード会社のA&Rは曲を書きません。
    よい曲を集めることが仕事の最初になります。
    A&Rの重要な仕事のうち、一番重要なのが、
    そのアーティストをどう売りだすのか、
    方針を打ち出すことです。

    例えば、JUJUの「やさしさで溢れるように」
    (2009年2月11日)なら、それまでニューヨーク在住、
    R&Bシンガーというイメージが強かったのに、
    ロックテイストにもっていこうと決めたことです。

    スタッフに亀田誠治を起用した瞬間が、
    A&Rのもっとも重要な仕事となります。
    ロックの亀田さんを起用しての「やさしさで溢れるように」は
    A&Rが優秀と評価された仕事になったはずです。

    レコーディングに立ち会うことも多くあります。
    立ち会う場合、きちんと進行しているか、とか、
    金銭的、時間的な予定通り動いているかという
    チェックをします。
    金銭的とか時間的にオーバーしそうになると、
    音楽プロデューサーに対してチェックをいれます。
    レコーディングは生ものなので、
    こちらの思惑通り進まないことが多いです。
    その場合、宣伝と営業と相談をして、
    発売日の調整などもします。

    どうです? 音楽プロデューサーとは
    ずいぶん違う作業をすると思いませんか。
    次回は、A&Rの重要な仕事のうちのひとつ、
    アートワークについて話します。

    Posted by hajima @ 10:53 AM

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