• 11 Jan 2009 /  サウンド分析



    MTVで福原美穂の「雪の光」を聞きました。
    いいですね。
    声がちょっとハスキーで
    裏表を行ったり来たりする歌唱法。
    マライヤ・キャリーを思わせます。

    メロディーは
    起承転結がしっかりついた
    覚えやすいもの。
    一聴しただけでは何で
    「雪の光」なのかわかりませんでしたが、
    彼女の声と歌唱力が「タダ者ではない」
    という気配を感じさせます。

    これ、売れるな、という感じです。

    R&B系の歌手で、
    純粋に日本の血だけで評価がある人って、
    misia以来久し振りなのではないでしょうか。
    このジャンルは基本がアメリカにあるので、
    どうしても帰国子女や血に外国が混じっている人に
    有利です。

    クリスタル・ケイさんや青山テルマさんや
    安室奈美江さんを想ってください。
    そういった意味でも、逸材。

    調べてみたら、「中学3年生の時に北海道テレビで
    マライア・キャリーの「恋人達のクリスマス」で
    出場して優勝。きっかけをつかむ」
    となっていました。
    逸材はどんなチャンスでも逃さないのですね。

    もうひとつ驚きなのは、
    シンガーソングライターだということ。

    「雪の光」は作曲家の山口さんとの共作なのですね。

    ディーバ系の人は歌で発散できるので、
    自分と対峙する作曲作詞には目が向かないものです。
    人なみ以上のルックスに生まれたら、
    異性の心理に興味がない人が多いのと同じです。
    声が出てしまう人は、作れないことが多いのです。

    彼女のこれまでの作品群を見てみるとsoul2soulとやっていたり
    川村さんと組んでみたり。
    椎名林檎さんのように全部自力でとはまだ、いかないようです。

    コードはmisia的といってもいいでしょう。
    好い意味で島野聡さんが作った日本のR&Bバラードの
    王道のコード進行です。
    見るべきところがあるとすれば、
    コーラスに向かう直前の
    ひっぱられるような進行がイカしています。

    2009年1月には、花王「アジエンス」新CMソングで
    デジタル・ダウンロード限定のアルバムからの
    リード・シングル「雪の光」発売。
    飛ぶ鳥を落とす勢いでしょう。

    いい曲ですから、
    興味ある人はぜひ聞いてみてください。

    Posted by hajima @ 11:39 AM

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