
実際の作曲の現場で思うのは、
音楽理論の良い参考書がないかということです。
今は昔と違って音楽理論書がたくさん出ていますが、
なかなか実践に即したものがなく、
参考曲がバッハだったりディーク・エリントンだったりして、
現実的ではないという印象。
今のヒット曲を分析したコード理論書を探したのですが、
実際ないので、結局、金田くんとで編集することに決めました。
そう決めて1年半。やっと「作曲の王道」ホームスタディーコースが
印刷所からあがってきました。
やってみてわかったのは、作家への許諾の難しさでした。
というのは、今、ヒットチャートを登っている作品を
「転調」というくくりで分析してみると、
必要になるのは、まず譜面です。
多くの場合、音楽出版社とのやり取りの中で、こちらが譜面を作成し、
それでよいのかのOKを仰ぐという作業が必要になります。
また、できた譜面を元に解説するのですが、
その解説が作家の意図と合致していなければならず、
出版社とのキャッチボールが結構続くわけです。
こうした作業を100以上の作品でおこなったので、
1年半かかったのでした。
私と金田くんにとって、この「作曲の王道」ホームスタディーコースは、
今の作曲理論をすべてカバーするネタ帳であり、
このノウハウを知っていれば、今のヒットを生んでいる作家たちのノウハウを
そのまま解説することになると、自負しています。
実際、私のスクールではすでにこの本を売り出していますが、
読んだ生徒さんから、「昔作った作品をリハーモナイズ、つまりはコードを
この理論書に沿ってつけなおしたい」という要望が多数寄せられています。
それだけ、あたらしい響きに満ちている
本だということでしょうか。
「作曲の王道」ホームスタディーコースは来年年頭より、
通信販売で、一般の方々も買えるようになりました。
興味ある方は、是非、チェックしてください。
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私のプロデュース作品がレコ直やiTuneなどで配信されるようになったので、
その記念イベントを行いました。
場所は日本の著作権の殿堂、JASRAC(日本著作権協会)
にあるけやきホールです。
けやきホールというのは220人を収容できる小型ホールで、
私のプロジェクトで実際に使わせていただくのははじめででした。
実際にやってみると、とにかくスタッフの方々がやさしい。
通常のホールは決めごとがぎちぎちになっていて、
例えば搬入搬出の時間を含めて何時から何時までというような決まり事を
一分でも過ぎると、かなりのプレッシャーがかかるのですが、
このホールのスタッフの方々は、こちらの事情を察してくださって、
前向きに対処してくださる。
本当にすばらしいホールでした。
配信としては原かのこが12/17にファーストアルバム
1枚分で10曲。
レコ直というメジャーレコード会社経営の着歌サイトに
インディーの私の作品が載るというのが、驚きです。
もちろんiTuneにも載っていいますので、興味のある方は、
是非、聞いてみてください。
来年から定期的に配信をはじめ、
ここからアーティストが羽ばたいてゆく、
そんなイメージをもっています。
今、日本のレコード業界はなかなかきびしくて、
実力あるアーティストでもデビューに
苦労するというのが現状ですね。
それではレコード業界的にどこがポイントで
デビューとデビューでない
というところを審査するかといえば、
「数字」です。
たとえば、インディーズ時代の活躍で、
どれだけ動員できるかとか、
どれだけコピー物が売れるかとか、
実際に数字をもって話さなければなりません。
ということは、インディーズでもデビューしたければ
CDを制作して売るということをするか、配信するか、
イベントを成功させるかしないと、
まったく相手にされないということです。
そうした現状の中で私がこれからのアーティストたちに
できることは、ここで制作したものを配信してゆくこと。
もしくは、動員できるようなイベントを開いてゆくことではないか
と思ったので、それを実行する機関が、
ハジマレコードということになります。
まだまだ非力ですが、あたらしい可能性は発掘して育てなければ
日本の歌は先細りになってしまうので、
その手助けをしたいと思っています。(ちょっと偉そうになちゃったかな)
よろしくお願いします。
今回の出場者は9人。
原かのこ、粋夏、安川麻子、arrow、羽木宏美、
nao、小野絵梨、紀村枝里。
ゲストに松原緋子さんを迎え、オリジナルを中心に発表しました。
バンドはpf,gt,bass,drums.perc.sax,chorusとい7人編成。
豪華でした。
これからもこうしたイベントを制作していきますので、
応援よろしくお願いします。
当日、ハジレコのイベントに参加してくれた方々、
応援してくださったかたがた、
それに、スタッフのみなさん、感謝です。
次のハジレコのイベントは2009/6/19の予定です。
お楽しみに。 -
すべてのミュージシャンはさまざまなスケールを練習すべきです。
すくなくとも、毎日でないとしても
時々は積極的に練習しましょう。
ボーカリストとしてスケールを練習することは、
声に役立つだけでなくて、イヤートレーニングにも役立ちます。
メロディーやハーモニーを聞き取る上で、
よりプロフェッショナルな判断ができます。
私は音痴矯正や音程の怪しいボーカリストには、
こうしたスケールレッスンを使って矯正しています。
CとDと(ドとレ)の間隔と、EとFと(ミとファ)の間隔が、
実際にどう違うかを実際に声を出すことを通じて理解することが、
音程矯正に大きな力となります。
「ピッチ(音程)が悪い」とバンド仲間で言われている人、
積極的にこのスケールを使ってレッスンしてみてください。
もちろん、周辺に耳のよい人間を置いて、
どこが高い、どこが低いと指摘されることが、
一番効きます。
以下は一オクダーブのマイナースケールです。
メジャースケールと交互にレッスンすると、
より効果的ですよ。

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チェストとヘッドボイスをつなぎましょう。

このエクササイズはMAという音で行いましょう。
それから他の母音と子音で試していきましょう。
最初はチェストボイスとヘッドボイスが別れてしまうかもしれません。
声を出していって、途中で裏返ってはっきり音色が変わってしまうことを「ブレイクする」と言います。
このブレイクするところは、「ブリッジ」と呼ばれることがあります。
声が割れたり、まったく音がでなかったり、することがあるかもしれません。
ブレイクを通して歌えたとしても、音質や音量がそこなわれるかもしれません。
そしてこのブレイクの上下でもとの声質が戻るかもしれません。
しかし、時間をかければやがてスムーズになります。このブレークの近辺でスムーズに歌うことはシンガーたちにとって重要な努力です。
もしこれができたら、あなたの自信はかなり高まるでよう。
音もプロフェッショナルになります。すこしづつ改善しましょう。
ブレイクするポイントを特定するのは、例えばキーボーディストやギタリストといっしょに歌ってみて、チェストボイスからヘッドボイスにクロスオーバーするところを見つけるのも良いでしょう。また、そのような音があなたのレパートリーの中にみつかるかもしれません。
そういう曲を歌にはかなり努力を必要としますが、努力はいずれ報われます。
また、ブレイクはどこか知っていることにより、そういう曲をさけることも可能になります。
また、そのような音を曲の中で変えることも可能になるでしょう。
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私がプロデュースしているアーティスト、
原かのこの12月のライブを渋谷セルリアンタワー2Fにある
JZbratにて行いました。
原かのこは今年の3月、初のオリジナルアルバムを私のレーベルから発売した、
ボサノバテイストの楽曲と、都会に生きる女性の等身大の言葉をならべた
詩に才能を感じさせるアーティストです。
発売を機に彼女のトリオを結成、
チェロの穴田貴也さんとパーカッションのルーシーさんに
ギター&ボーカルの原かのこというあまり他に類を見ない編成ですが、
私としてはボサノバにチェロというのは相当相性がよいと思っていたので、
この編成にしたのです。
坂本龍一さんのボサノバアルバムの中にあるチェロを聞き込んで、
チェロをベース代わりに使いながら、もうひとつの「声」というイメージで編曲。
原さんのために最初、アルバム分のアレンジを10曲ほどしたのですが、
ライブが熱くなるに従って、徐々にチェロのパートを書き込むようになって、
最近は自分でも気に入った譜面が書けるようになってきました。
ライブのほうは盛況で、多くの方々に支えられて無事終わることができました。
結成して9か月のことトリオはかなり充実してきているようで、
当日のパファーマンスも素晴らしく、
興味ある方にはぜひみていただきたいトリオです。
来年、またJZでやることになっていますので、
スケジュールが出次第私のblogや原かのこさんのblogでも紹介しますので、
楽しみにしていてください。
また、興味のある方、原さんの音を試聴できるサイトが用意できましたので、
そちらのほうもよろしく。
試聴サイト http://www.hajima.co.jp/record/
原かのこのボッサガール http://www.bossa-girl.com/
