• 10 Dec 2008 /  未分類  / 

    高域を伸ばすエクササイズを紹介します。
    ファルセット(裏声)とかソプラノの声を想い浮かべてください。
    たとえこの音域を普段あまり使わなかったとしても、やっておいて損はありません。
    ウオームアップとしても優れているし、あなたの可能性が広がります。
    初心者にも簡単なエクササイズなので、お薦めします。



    ミドルCのオクターブ上のCの5度上のGからその上のCまでの音域で行ってください。
    Cメージャースケールにあわせて、下のCに下がって、それからまた上にあがります。
    すべては半音づつあげていきます。
    最初はLALALALALAと歌ってみてください。

    このエクササイズを自信がもてるようになったら、もっと高い音を出してみたり、他の子音と母音との組み合わせを試してみてください。
    音が割れてはいけません。発声の途中で響きが変わらないよう気をつけましょう。また、音量が急に変化しないように気をつけましょう。

  • 08 Dec 2008 /  プロデュース  / 



    先日、ポニーキャニオンの仕事で、
    最終段階のマスタリングの立会を頼まれ、
    行ってきました。

    昔、新米ディレクター時代は、
    マスタリングとはレコードの最終段階なので、
    とても重要な仕事だから、絶対に立ち会うようにと言われ、
    いつも立ち会っていたのですが、
    いったいそこでなにをしていたのか、
    全然わからずに立ち会っていたことを思い出しました。

    今は、サンレコなどがマスタリングのことについて
    細かく書いているので、多くのDTMファンの方々なら、
    マスタリングが何かご存じだと思います。

    ただ、自分のDTMの中だけの話に限っているわけで、
    実際、プロの現場がどうなっているのか、
    ちょうどよい機会だったので、
    書いてみることにしました。

    この日、集合したのは2時で、
    2時から僕たちが制作した作品をエンジニアの川崎さんと
    試聴したあと、どこが足りないか話合うという
    時間が持たれました。
    もちろんミックスした作品はきちんとできたものだったので、
    ミックスの現場では絶対に誇れる作品に仕上がっていると
    思っていたのですが、また、マスタリングという現場に
    それをもっていってみると、ちょっとボーカルが大きすぎたよなとか、
    CDに音を突っ込むなら、もうすこし派手な音のほうがいいよなとか
    欲ばるもので、そんな話を川崎さんにぶつけてみました。

    マスタリングとはCDという媒体の特性にあわせた音量を稼ぎ、
    最終的にミックスしたエンジニアさんとは違った耳で作品を見直す
    という機会であるとわたしは思っています。

    川崎さんはわたしの要望を聞き入れて、
    すこし大きめだったボーカルをカットし、
    ドラムやベースの下の帯域をブーストして、
    より以上素晴らしい作品に仕上げてくれました。
    その間、約2時間ですね。
    音を聞いて、補正してコピーする。
    全部で4曲ありましたが、それに2時間でした。
    早いですね。

    ここで耳寄りな情報。
    マスタリングに使っているソフトは何かという質問に、
    サディだと答えてくれました。
    使っているコンプはアバロンとニーブ。
    もう一台わからないコンプがありましたが、
    ほとんどアバロンのコンプとTCエレクトリックのEQで
    制作しているとか。

    仕上がった音は、本当に素晴らしかったです。

  • 02 Dec 2008 /  サウンド分析  / 



    MTVでまた気になるアーティストを発見しました。
    ジャスミン・サリバン。いいです。
    ハスキーボイスが何ともよくて、
    トラックも最近聞きなれない感じでした。

    どうして聞きなれないかというと、
    マイナースケールでできているからです。

    どういうわけか、日本のトラックにはマイナースケールのものは
    昔から多かったのですが、アメリカやヨーロッパのものは、
    なかなかマイナースケールだけで書かれた曲がない。

    アメリカの理論書を見ていつも思うのは、
    スケールの勉強をメジャーからはじめている
    ところです。

    これは、ブルースとかカントリー、ゴスペルなど、
    アメリカンミュージックはどれもメジャー主体であったことに
    起因しているかもしれません。

    もしかしたら、メジャースケールはたったひとつだけだけれど、
    マイナースケールは3つもあって、
    覚えるのに複雑だからかもしれませんね。

    ヒットチャートを見ても、マイナーからはじまる音楽は最近、
    なかったように記憶しています。
    しかし、こうして彼女の「BUST YOUR WINDOWS」を聞くと、
    「やっぱり、マイナーって、いいじゃん」
    と叫びたくなるような魅力があります。

    コードはAmとDmとE7の3つきりでできたこのトラックは、
    2拍4拍のスネアーとフィンガーチップでリズムを刻みます。

    この3つのコードは昔から日本人の大好きなコードの流れで、
    例えば、宇多田ヒカルさんのお母さんの藤圭子さんのヒット曲、
    「圭子の夢は夜ひらく」なんて曲はこの3つのコードだけで
    作られています。そういえば、井上陽水さんの
    「リバーサイド・ホテル」もこのコードの流れでした。

    調べてみると、フィラデルフィア出身の女性R&Bシンガーで、21歳。
    ハスキーな声と歌唱力と卓越したソング・ライティング・センスで
    制作されたデビュー・アルバム『Fearless』の日本盤が、
    12月24日にリリースされるということでした。

    『Fearless』は今年9月にアメリカでリリースされ、
    BillboardのR&Bチャート1位、総合チャート6位を獲得しています。
    作詞作曲の大半を彼女自身が手がけているとのこと。

    さらにプロデュースはジャスミンを見出したR&B界の
    〈女帝〉ことミッシー・エリオット。
    ニーヨをトップアーティストに押し上げたスターゲイト、
    フージーズやナズとのコンビで知られるサラーム・レミなど、
    現在のR&Bシーンを代表する面々がバックアップをつとめています。
    興味のある方は、ぜひ聞いてみてください。

    宿題:AmとDmとE7の3コードで曲を作ってみよう。