• 14 May 2009 /  プロデュース  / 



    じゃあマスタリングの実際の効果はと尋ねられて
    どう答えようかと迷ってしまいます。
    ただ面白い画像を見せましょう。

    掲載した画像上はARRROWの
    「風のように」のミックス後の波形です。

    上下に波形が伸びているのがわかると思います。

    その下の波形はそれをマスタリングしたものです。
    この時、Logic8でwavesのL2でマスタリングしました。

    ご覧になって分かるとおり、
    波形の形は同じですが、
    上下の幅が大きくなっています。

    この上下の幅はCDという媒体がクリップせずに
    音をいれこめる限界です。
    マスタリングはその限界まで
    音を入れこんでいることがわかります。
    この音を再生すると、マスタリングしたもののほうが、
    あきらかに大きいです。
    つまり同じ音源をマスタリングするかしないかで、
    音量が変わるということです。

    お友達がマスタリングをしていない作品を
    CDRで焼いてきて、通常メジャーが発売しているCDと比べて
    音がちいさいという秘密はここにあったのですね。

    最近はDTMでマスタリングツールが多く発売されているので、
    ミックスダウンがレコーディングの最終ではなくて、
    マスタリングが最終という認識が強くなってきました。
    自信作はマスタリングしてからCDRに焼きましょう。

    そっちのほうが100倍あなたの作品を
    素敵に聞かせることができますよ。

  • 09 May 2009 /  プロデュース  / 




    マスタリングは、ミックスした音源を、
    CDやレコードというフォーマットに効果的に
    入れ込む作業です。
    イメージとしては、玉を1個を、
    クロネコヤマトの決められた大きさの箱につめて
    送らなければならない場合、
    どうするかというかんじです。

    たぶんあなたは、出来るだけ大きな玉をよって、
    箱にいれてみるでしょう。
    玉が大きすぎる場合、
    箱に入りやすい形に
    ちょっとづつ削って、
    最後に丁度箱に納まる大きな玉を1つ、
    作るでしょう。
    削りすぎると元の玉の形を保てないし、
    誰もが玉だとわかる形で箱に詰めたいのです。

    友達からミックスが終わったデモテープをCDRで
    もらうということありませんか。
    それを自宅のラジカセで聞いてみたら、
    やけに音がちいさかったというようなこと、
    ありませんか。
    あれは、ミックスまでしても、
    マスタリングが終わってないことが多いです。

    マスタリングはレコーディングの最終段階で、
    ここで音が決まってしまいます。

    次回、もうすこし、マスタリングのことを書きますね。



    写真は、花田ロッソのお昼のお弁当。
    ミートボール(とはいっても本物の肉ではなくて、
    肉に見立てた大豆ですが)里芋の味噌炒め、ひじきにさやえんどうにレタスに玄米ご飯。
    特に玄米ご飯はもっちりして最高ですよ。

  • 07 May 2009 /  プロデュース  / 



    ミックスは通常、ミックスダウンと呼ばれる
    レコーディングの最終作業です。
    録音された各楽器の音量と位置の
    調整をすること。
    エコーやディレイなどを含めて、
    音空間を充実させることをいいます。
    お風呂で歌うと自分の歌が
    上手くなったと感じること、ありませんか。
    あれはエコーと呼ばれる自然現象ですが、
    音を豊かに聞かせるので、
    昔から歌う人に好まれる残響効果です。
    これをデジタルの力で再現したのがデジタルエコー。
    好きなときに好きな場所にかけると、
    歌が上手く聞こえます。
    現代の音楽は聞く3Dです。
    歌を中心に各楽器を効果的な位置に配置すると、
    聞こえがものすごくよくなるわけです。
    わたしがいたメジャーのレコード会社では、
    このミックスに大の男が2人がかりで
    1曲につき半日から一日
    たっぷり時間をかけてミックスしていました。
    それだけ重要な作業だということです。
    1曲に約半月かける制作作業の最終工程を終えたという印象があり、
    ミックスが終わった夜は、(朝になることも多々ありましたが
    )近くのお店でビールで乾杯という
    儀式が楽しみだった記憶があります。
    ミックスは制作した音を聞きやすくする作業です。

    写真は、原宿にできたベジタブル派の楽園、
    花田ロッソのベジバーガー。http://www.hanada-rosso.net/
    1個850円と高価ですが、
    出来たてはパンもしっとりしていて、最高ですよ。

  • 02 May 2009 /  プロデュース  / 



    わたしのやっている音楽スクールでは

    ボイストレーニングと歌唱指導だけでなく、

    オリジナル曲の制作も行っています。

    そんな中にはオリジナルを

    発表したいという人も結構います。

    先日、ある高校生の生徒さんが、

    クレームをつけてきました。

    というのは、自作曲をラジオで流したところ、

    音がちいさくて目立たなかったというのです。

    みなさんも、そんな経験、ありませんか。

    また、友達からもらったCDRを聞いてみたら、

    音がちいさくて、

    聞けなかったなどという経験はないでしょうか。

    クレームをつけた本人に、説明しました。


    あれはミックスもマスタリングもしていないから、

    外に出す準備不足だよ」

    「?」

    その子にしてみれば、目が点です。

    「ミックスって何? マスタリングって何?」

    それではミックスとマスタリングについてお教えしましょう。

  • 01 May 2009 /  サウンド分析  / 






    安藤裕子のベストを買った。

    「はじまりの歌」のpvを見て気になっていたのだが、

    実際に彼女のベストを聞いてみると、

    いろんなことがわかる。

    「はじまりの歌」でよかったのは、

    人並み以上のルックスを持っているのに、

    そこに焦点を当てず、

    すべて自分の作品の世界を表現することだけに

    神経がいっているところに感心した。

    ルックスのある子はルックスを誇示したくなる。

    安藤裕子はそんなものどうだっていい

    とでもいいたそうに、

    スッピンで「はじまりの歌」を歌った。

    地と裏を多様した歌唱法も面白い。

    ピアノ一本で歌ったシングルがあるのも面白い。

    今年で30を超えるシンガーソングライターの安藤裕子には、驚きがつまっている。

    全14曲、驚きで聞きとおしてしまった。