• 17 Mar 2010 /  耳コピのコツ

    C-jam bluesの耳コピ完了



    今日は嬉しいことがありました。
    レッド・ガーランドの「C jam blues」の
    全部で23コーラスを耳コピし終えたのです。

    「C jam blues」といえば
    泣く子も黙るジャズピアノのアドリブの最高峰。
    完全に採譜するのには、かなりの時間がかかりました。

    はじめたのが去年の夏です。
    最初、「c」というキーだったので
    快調に耳コピをはじめたのはよかったのですが、
    2コーラス3コーラスと進んでゆくうちに、
    やけに早く弾く部分があって、戸惑ってしまいました。

    そうした時はmeldyneで
    速度を遅くして早いフレーズを聞き取るのが私の奥の手ですが、
    それでも早すぎてどの音を弾いているのかわからない。

    何となく周辺のコードと音の関係で
    予想をつけて採譜してゆくのですが、
    困難を極めました。

    ガーランドは耳コピするのがはじめてだったため、
    戸惑ったのかもしれません。

    去年はレコーディングやプロデューサーの外仕事が忙しく、
    そのまま放置しておいたのですが、
    新しい年になって、何となく気になって、
    やはり耳コピを最後までしたいという熱望にかられ、
    今日、終えることが出来ました。
    半年がかりの快挙です。

    パチパチ。

    ベースのソロ部分を省いて
    全部で23コーラスあるこの大曲は、
    コピー譜面だけで23ページあり、
    これから実際に弾いてみる段階にはいります。

    夜中に「C jam blues」の採譜した手書きの譜面を見ながら、
    「今、ガーランドをコピーしているピアニストは
    世界にどれくらいいるんだろう」と考えました。

    戦後なら秋吉敏子さんなどガーランドを
    コピーしたという文章が残っていますが、
    今一体そんな人、どれくらいいるんだろう。

    何たってピアニストは人気のエバンスがいるし、
    コリアやハンコックがいます。
    キース・ジャレットなんてかなりいいので、
    誰もガーランドをコピーしなくなっているのかもしれない。

    もしかしたら、日本で私だけかもしれない。

    そう思うと、ちょっと気分が高揚しました。

    これだけブルース感覚にあふれたソロを
    日本で私だけがモノに出来たなら、
    それは素敵なことじゃないでしょうか。

    明日からはじまる採譜した音を
    実際に演奏することを思うと、
    ちょっと気分が高鳴ります。

    Posted by hajima @ 1:05 AM

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