• 29 Sep 2008 /  喉のケア  / 



    姿勢によって歌に大きな違いが生まれます。
    猫背だったら響く声がでません。
    しっかり床を自分の足でささえないと、
    横隔膜(おうかくまく)を動かす筋肉を
    サポートできないからです。

    肩幅に足をひらいて。
    つま先立ちではだめで、
    かかとと足の裏をしっかり床につけて支えましょう。
    膝から上は体をリラックスさせます。
    頭はしっかり持ち上げて、
    あごの位置に頭をあげます。

    腹部やクビなどの筋肉を強く緊張させてはだめです。
    高い音を出すときも同じです。
    よく高い声を出すとき、あごを上にあげている人を
    みかけますが、あれはダメ。
    あごの位置はいつも同じだということを
    覚えておいてください。

    スタンドや広い会場でで歌う時、
    あごの位置に注意を払いましょう。
    それだけでずいぶんと結果が違ってくるはずです。

  • 26 Sep 2008 /  喉のケア  / 


    「結節」は歌手にとって怖い言葉です。
    結節というのは声帯の上にできるタコです。
    そのタコが時間をかけて大きくなると、
    声帯が正しく閉じなくなります。

    原因は呼気が強すぎたり、
    呼気を押しすぎたり、
    量が多かったり。

    とりのぞくのは手術しかありません。

    だから最初から作らないのがベスト。

    結節があると喉あれになり、声質が荒れます。
    放置しておくと声帯をとおして
    空気の流れをコントロールできなくなり、
    最悪の場合はピッチもコントロール
    できなくなります。

    結節かそうでないか判断は
    専門医にまかせますが、
    普通にしゃべっている声が
    荒れていなければ結節はないでしょう。

    結節になりたい方へ。

    夜遅くまで煙草とアルコールを
    片手に歌いまくりましょう。
    半年続けることで、
    結節ができることが多いです。

    酒場のおばちゃんで
    声がガラガラで男のように低く喋る人、
    あったことありませんか。
    あれは喉に悪いことを何年も続けてきた成果です。
    コブの上にコブが出来て、
    その上にコブが出来る。
    名人芸ですね。

    その荒れた感じのまま声を無理に出していると、
    いずれは手術することになります。

    最初は荒れた声はかっこうよいと
    思えるかもしれないけれど、
    最終的には歌えなくなるほど
    声を痛めてしまうことがあります。

    結節をたとえ手術でとりのそくことが出来ても、
    歌い方を変えない限り、
    もう一度結節になる可能性があります。

  • 17 Sep 2008 /  喉のケア  / 

    今回は煙草の話。
    「煙草をやめたほうがいいですか?」
    という質問をよくされます。
    新しい生徒さんの入会や、セミナーを行うと、
    毎回のようにされるのがこの質問です。
    よっぽど煙草をやめたくないのでしょう。
    あなたが歌い続けるつもりなら、
    煙草は声帯によくありません。

    煙草の煙が声帯から水分を奪います。

    「最近軽い煙草に変えたので、
    ちょっと楽になりました」
    なんて話すボーカリストがいますが、
    それは気休め。

    煙草は強さではなくて、
    声帯から水分を奪う煙の作用です。
    ライトにしようがハッカにしようが、
    関係ありません。

    よく酒場で深夜まで働く女性で、
    声が一オクターブも低くなって、
    ガラガラした声の方を
    見たことがありませんか?

    あれは夜中まで煙草をすって、
    アルコールを取った結果です。

    声帯に悪い三大要素は、
    煙草、アルコール、夜更かし。

    第一煙草にはガンになる可能性があるし、
    伏流煙がガンを誘発するということも
    証明されているので、
    吸ってる人のそばにいかないことも
    心がけましょう。

  • 16 Sep 2008 /  喉のケア  / 

    「ボーカリストが食べてはいけない食べ物って
    ありますか」という質問を受けました。

    インディーからあがってメジャーで
    ファーストシングルを発売するアーティストさんで、
    ずっと路上でがんばってきてデビューのチャンスを
    つかんだ青年です。

    レコーディングやライブの前に
    ポテトチップスとか煎餅とか、
    塩気の強い食べ物はやめましょう。

    レコーディングやライブの前に
    ファーストフードの店によって
    腹ごしらえというのは、
    ボーカリストとしては
    慎まなければならない行動。

    上記のような塩気の強い食べ物は、
    体から水分を奪い、
    声帯が乾きやすくなります。

    同様に粘液が多い食べ物は
    粘液が声帯にくっついて、
    声の質を低下させます。

    ミルクやアイスクリームなど
    乳製品など避けましょう。

    どうしてもジャンクフードを
    食べなければいけない場合でも、
    歌う直前は避けるべきです。

    それじゃあ、何を食べればよいって?
    歌う前に胃にものを入れるのは考え物。
    横隔膜の上下運動に負担がかかります。
    水やハーブティーなどで、
    声帯の調子を整えるようにしてください。

  • 07 Sep 2008 /  喉のケア  / 

      喉を乾燥させないようにしましょう



    たいてい、喉を一度壊して金銭的な被害にあったことのある
    ボーカリストは、風邪のシーズンになると、
    マスクをはなしません。

    私のスクールの生徒たちにも
    そうした知識は広まっていて、
    やってくる生徒やってくる生徒が
    みんなマスクをしてくるので、
    ビルに住む住人たちは
    一体何の集団なのかと
    いぶかしがっていることでしょう。

    手洗いとうがい、そしてマスクの着用は、
    ボーカリストなら当然のガードだと思います。

    ただ、昼間活動しているときはそれでよいのですが、
    寝るとき、どうしたらいいか。

    寝るときもボーカリスト、喉を乾燥させないように、
    というのが、私がボーカリストに言うことです。

    寝ているとき、
    呼吸をするたびに乾燥した部屋から入ってくる
    乾いた空気が声帯を痛めます。
    ちょっと危ないかなと思ったら、
    マスクをして寝るようにしましょう。
    マスクをして寝て起きた朝は、
    思った以上に喉が楽なことに気付くでしょう。

    もう一つのオススメがあります。
    これは「ボーカル・アーティストの王道」にも書きましたが、
    鼻孔拡張テープ、つまりブリーズ・ライトです。

    今、近くに商品説明があるので、ちょっと書いておくと、
    ■ 鼻のつまりに…「鼻孔を拡げ、鼻スッキリ!」
    ■ 就寝時に………「いびきを静め、快適睡眠!」
    ■ スポーツ時に…………「酸素摂取量アップ!」
    となっています。肌色のちいさなテープで、
    中に二本のプラスティックバーがはいっているせいで、
    バランス良く鼻孔を引き上げて、通気率を31%アップ。
    皮脂や汗にも剥がれにくい、
    低刺激性の粘着剤を使用となっています。

    実際、就寝前に鼻に貼って寝ると、
    顔や首の筋肉がよく休まって、
    それによってさらに体を
    深く休めることができますよ。