• ベースを採譜できたら、コードをつけます。
    これにはさまざまやり方があると思いますが、
    私の場合、ベース音にダイアトニックコード
    をそのまま乗せます。
    この曲はフラットが3つなのでキーはEb。
    Ebのダイアとニックは
    Eb Fm Gm Ab Bb7 Cm Dm7-5
    全部で7つ出てくるので、
    そのまま乗せてゆきます。
    実際に演奏してみると、
    違うなとはっきりわかるコードが出てくるので、
    調整してゆきます。
    実際、この曲では2小節目がGmを最初にふったのですが、
    音を出してみたら違うのでメジャーの
    G7に切り替えてみたらぴったりきました。
    同様に3小節目の3,4拍のBbは
    そのまま演奏すると違う感じがしたので、
    その前のコードCmのベース音だけを
    Bbにしてみたら、ぴったりきました。
    イメージとしては、
    ダイアトニックをふるのは数分でできてしまう作業。
    実際にそのコードで演奏してみて、
    違和感を感じるコードを
    類推するのに時間をかけるという感じです。
    もちろんこうした類推する場合、
    最初に用意した「よい譜面」がコードをつける上で
    大きな味方になることはいうまでもありません。
    この楽曲のコードの流れができたところで、
    やっと、本題である、歌のコピーにはいります。


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  • さて、ボーカルラインを取る前に
    しておかなければならないことがあります。
    まず、曲の構成とコードの流れを把握しておくこと。
    そのために、ベースラインを耳コピします。

    ベースの音が聴きにくいと言うかたは、
    「慣れ」なので、繰り返し聴くことをお勧めします。
    倍音が聞こえてしまう方は、
    全体の音をオクターブ上げて採譜することをお勧めします。
    私のこのブログの「耳コピーのコツ」の中に、
    そのための便利グッズがいくつか掲載されてあるので、
    試してみてはいかがでしょうか。

    実際にベースを追ってゆくと、この楽曲が
    AA’BA’という構成になっていることが分かりました。

    次回はこれにコードを振ってみることにしましょう。

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  • 良い譜面の話をしましょう。
    「ジョーア オン マイ マインド」の譜面を探すために
    ヤマハに行ったとします。
    楽曲検索で譜面を探してもらって
    適当な本を買ってきたとします。
    実際に音を当たってみると、間違っていることがほとんどです。
    というのも、「ジョージア」のようにスタンダードと呼ばれる楽曲は
    さまざまなアレンジがほどこされてcd化されていて、
    実際にどれが本当のメロディなのか
    分からなくなってしまったような曲が多いのです。

    なので、ボーカリストが最初にすることは、
    基準となる楽譜を手に入れたあと、
    それをどのように崩してボーカリストが歌っているのかを
    確認しなければなりません。

    また、発売されている楽譜もいいかげんなものが多いのも事実。
    コードの流れなど、嘘八百の譜面も多く見かけます。
    なので、信ぴょう性の高い譜面を手に入れるのは、意外と大変です。

    私の場合、The Real Bookを使っています。
    演奏家の好みそうな楽曲を譜面にしてくれている便利な楽譜集です。
    Amazonなどでお買い求めください。
    一冊2000円くらいなので、格安です。
    しかし、好評につき続々発売されたため、多くのVolumeがありますので、
    歌いたい楽曲の入っているReal Bookを探す手間が必要です。

    次回は、実際に「聴く」作業について書きます。
    お楽しみに。

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  • まず耳コピ作業に入る前に
    ボーカリストがしなければならない作業は、
    オリジナルに近い譜面を手に入れることです。
    「耳コピするんだから、譜面なんて」と言わないでください。
    ギタリストはギターにまつわる楽器やアンプ、エフェクター類を、
    ベーシストも同様にベースにまつわる楽器やエフェクター類を、
    ドラマーはドラムセット関連の楽器購入にかなりのお金を費やすように、
    ボーカリストは譜面にお金を費やします。
    ボーカリストがスタジオやセッションの場面で必要なのは
    マイ・マイクではなく、自分が歌いたい譜面を用意すること。

    自分が採った音の精度を上げるために、
    良い譜面は必要なのです。
    良い譜面とは?
    じゃ、悪い譜面なんて、あるの?
    そんな声が聞こえてきます。
    悪い譜面は、あります。
    それもこのブログで追い追い説明してゆきましょう。
    とりあえず、なんらかの方法で、
    オリジナルに近い譜面を用意してください。

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  • 楽器の耳コピについて去年このブログでかなり書いたのですが、
    それならボーカルものは? と質問されました。
    そういえばボーカルものの耳コピについて
    書かれたものがすくないようなので、
    ちょっと書いてみることにします。
    みなさんの参考になれば、嬉しいです。

    ということで、数回にわたってボーカル耳コピの方法です。
    まず、今回、デビッド・フォスターがプロデュースする
    マイケル・ブーブレの「georgia on my mind」をコピリます。
    この曲、シンガーソングライターで俳優の
    ホギー・カーマイケルの作品。
    彼は他に「スターダスト」という名曲中の名曲を作曲しました。
    素晴らしい曲なので、是非、youtubeなどでマイケルの
    ジョージアを聴いておいてください。

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