• 14 Nov 2008 /  サウンド分析

    hanah/My Girl


    Mtvを見ていると、J-pop、がんばっている人、いますよね。
    もちろんB’zや浜あゆ、椎名林檎にジャニーズという
    ヒットメーカーたちがかんばっているのは当然としても、
    これから出てくる人たちを見て、それまでに聴いたことがないような
    サウンドや歌声を発見して、ちょっと、うれしくなってしまう、
    今日このごろです。

    今、J-popは売れないといわれていますが、
    経済的にきびしい環境の中、あたらしい才能の芽は
    確かに息づいてきているのですね。

    今日紹介するのは、hanahというボーカリストの歌う、「MyGirl」です。
    ギターを弾きながら歌うボーカルに惹かれました。
    何というか、今まであまり聴いたことのないサウンドも魅力です。
    とても暖かい日差しの中でhanahさんのひとりごとを
    聴いているような気分になる音楽です。

    編成はループのドラムにベース。
    フェンダーのローズ。これがいい音をしています。
    ストリングスのセクションは本物をシュミレートしたもの
    というよりは、ソリーナのような70年代のシンセの感じでしょうか。
    同時に生ピアノと生ギターが鳴っています。
    コーラスは一度コーラスしたものを
    サンプリングしているのではないでしょうか。

    サウンドの中核をドラムとベースとフェンダーとボーカルが担っていて、
    ソリーナやコーラスはいい感じで絡んでくるという
    王道の作りです。

    この時点でhanahさんのプロダクションについて
    何も資料がないのでわかっていないところがありますが、
    クラブテイストのJ-popというジャンルで、
    マニアックな音楽をよく知っている人が
    プロデュースしている感じがします。

    今日、ここに取り上げたのは、
    コードの流れに興味を持ったからです。
    コードはジャズでいうツーファイブの流れで作られています。



    Fm7→Bb7→Gm7→C7という流れは
    2.5.3.6というジャズでの代表的な進行ですが、
    ポップスに使われるのはそうはありません。

    キーがEbの曲でいきなり歌頭がFmに行くのは
    勇気がいるからですが、この流れはあの名曲
    「ふたりでお茶を」とか、ビートルズの
    「and I love her」などの冒頭のコード進行なので、
    一度はまるとやみつきになる
    コード進行です。
    興味のある方、このコードの流れで
    一曲つくってみたらいかがでしょうか。

    ちなみに、hanahさんはこのくりかえしで「MyGirl」を作曲しています。
    同じコードの繰り返しで各セクションを作ってゆくのは
    クラブっぽい作品制作の方法です。
    いい感じですので、ぜひ聴いてみてください。

    Posted by hajima @ 11:18 AM

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