場所:赤坂B♭ 出場の半分が新入会の生徒さんかアカデミーの発表会に初めての出場の生徒さんということで、いつもとは違った緊張感が流れるライブハウス店内、最高の音響、最高のバンド、最高のおもてなしの発表会が幕を開けました。 山本琴乃さんがPSPゲーム主題歌「華」のカップリングを披露してくれたり、フォーミュラエンターテイメント所属が決まった廣田正剛くん、ボサノバギターの教則DVDが発売された原かのこさんと、話題も豊富。楽しい会となりました。
西脇正弘
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実際に被災を理由に辞めてゆく生徒さんもいたし、被災を理由で歌を歌いたいと強く願って入会する生徒さんもいた。
それだけに今回の発表会を開くのか閉じるのか、大きな思案のしどころだったのだろうが、「開いてよかった」とプロデューサーは言う。
「生徒さんたちが、発表会というひとつのイベントに向けて放つパワーは、とても大きくて、見ているわたしも驚くほどの集中力を見せてもらいました」
羽島プロデューサーは続ける。
「私は今回、『りんごの唄』を思いました」
第二次世界大戦敗戦後の日本で戦後映画の第1号『そよかぜ』(1945年〈昭和20年〉10月10日公開、松竹大船)の挿入歌として発表され、日本の戦後のヒット曲第1号となった楽曲『りんごの唄』。
その年に「りんごの唄」は大ヒットして、日本のレコード産業の発展におおきなはずみをつけた。
焼けの原ばかりだった終戦の年に、映画を作り、映画館を建て、主題歌を作り、ヒットさせた人たちがいた。
「家にいて悶々としていたら、体調を壊しました。これではいけないと羽島ボーカルアカデミーにやってきました」とある生徒さんは話してくれた。
日本には歌が必要なのだ。
この言葉を声高にいえるようになりましたと、羽島さんは言う。
原かのこのボサノバDVDアトスより発売、山本琴乃の映画音楽主題歌の発表、廣田正剛のフォーミューらエンターテイメント契約と、嬉しい話題が続く。
あたらしい歌づくりが確実にここからはじまっていると、実感している。
西脇正弘